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イワタニのカセットガスストーブ「マイ暖」を、キャンプで使えないか気になっている人も多いと思います。
先に結論を書きます。
マイ暖は、メーカーのイワタニが「屋内専用」としているため、キャンプでは使えません。
キャンプで使うなら、屋内でも屋外でも使える「マル暖」が候補になります。
ただし、マル暖もテントの中では使えません。
この記事では、マイ暖とマル暖の違い、テントの中で使えない理由、マル暖をキャンプで使う場面と注意点をまとめます。
マイ暖とマル暖の違い
どちらもイワタニのカセットガスストーブですが、使える場所が違います。
主な違いは次のとおりです。
| 項目 | マイ暖 | マル暖(従来品) |
|---|---|---|
| 使える場所 | 屋内専用 | 屋内・屋外兼用 |
| 型番 | CB-STV-MYD3 | CB-STV-MRD |
| 最大発熱量 | 1.0kW | 約2.09kW |
| 連続燃焼時間 | 約3時間20分(標準) | 約1時間40分 |
| 重さ(ガスを除く) | 約2.6kg | 約4.5kg |
| 本体サイズ | 約312×222×290mm | 約343×368×382mm |
| 暖房の目安(屋内) | 木造3畳・コンクリート4畳まで | 木造5畳・コンクリート7畳まで |
| お湯を沸かす | 記載なし | 天板でできる |
| 安全装置 | 4つ | 4つ |
※数値はイワタニの公式サイトと販売店の情報です。
変わることがあるので、購入前に公式情報を確認してください。
マル暖は、カセットガスを使う暖房機として、屋内用と屋外用の両方の基準を満たした製品とされています。
天板にやかんを置いて、お湯を沸かせるのも特徴です。
新しい「マル暖プラス」
現在は、新しい「マル暖プラス」(CB-STV-MRD-PLS)も販売されています。
販売ページによると、燃焼筒にパンチングメタルを使い、従来品と比べて燃焼筒まわりの温度が約1.5倍に上がったとされています。
屋内でも屋外でも使えること、天板にやかんを置けることは従来品と同じです。
上の表の数値は従来品のものなので、マル暖プラスの細かい仕様は、購入前に公式情報で確認してください。
テントの中では使えない
マイ暖もマル暖も、テント内はNG
イワタニは、テントのような狭く閉じた空間で燃焼器具を使うと、酸欠や一酸化炭素中毒で死亡するなど、重大な事故につながるおそれがあるとして、使用をやめるよう呼びかけています。
これは屋内用・屋外用を問わない注意です。
屋外でも使えるマル暖も、テントの中では使えません。
ドアを開けて換気していても、引火や一酸化炭素中毒の危険があるとされています。
一酸化炭素は気づきにくい
一酸化炭素は、色もにおいもありません。
吸い続けると、頭痛やめまい、吐き気などが起こり、重くなると意識を失うこともあります。
寝ている間に起こると、自分で気づくことができません。
一酸化炭素チェッカーは大切な道具ですが、チェッカーがあればテント内で使ってよい、というわけではありません。
前室や、閉じたタープも同じと考える
テントの前室や、まわりを幕で閉じたタープ、スクリーンタープの中も、空気がこもりやすい空間です。
マル暖を使うのは、まわりが開いた屋外だけにしておくのが安全です。
マル暖をキャンプで使う場面
マル暖が活躍するのは、テントの外で過ごす時間です。
秋や春先の朝晩、テーブルのまわりで
日中は暖かくても、朝晩は冷え込む季節があります。
テーブルの近くにマル暖を置けば、手元や足元を暖めながら過ごせます。
焚き火ができないときに
キャンプ場によっては、焚き火が禁止されていたり、風が強くて焚き火を控えたい日があったりします。
火の粉が出ないガスのストーブは、そんなときの暖の取り方の一つになります。
焚き火を始める前や、片付けたあとの時間にも使えます。
お湯を沸かしながら暖まる
天板にやかんを置けば、暖まりながらお湯を沸かせます。
ただし、屋外や気温が低いときは、お湯が沸かなかったり、沸くまでに時間がかかったりする場合があるとされています。
キャンプで使うときの注意
- テントや車の中、閉じたタープの中では使わない。
- まわりの物や、テント・タープの幕から十分に離して置く。
- 子どもやペットが触れないように気をつける。
- 予備のカセットガスを用意する(1本で約1時間40分)。
寒い時期は力が落ちる
カセットガスの中身は、主にブタンガスです。
気温が5℃くらいより低くなると、ガスが気化しにくくなり、火がつきにくくなったり、火力が弱くなったりすると言われています。
イワタニも、気温が5℃以下では使いにくいと説明しています。
真冬の氷点下のキャンプでは、マル暖だけで寒さをしのぐのは難しいと考えておきましょう。
マル暖が向いているのは、秋や春先など、冷え込みがそこまで厳しくない時期の朝晩です。
マル暖の口コミ
マル暖については、次のような声があります。
- 燃料のカセットガスがコンビニやスーパーで手に入り、手軽だという声がある。
- においが少なく、手も汚れにくいという声がある。
- 屋外では風の影響を受けやすく、暖かさを感じるのは近くだけという声がある。
- 約4.5kgあり、持ち運ぶには少し重いという声がある。
- 1本のガスで約1時間40分なので、長く使うとガスがたくさん必要になるという声がある。
マイ暖は家や停電への備えに
マイ暖は屋内専用ですが、電気も灯油も使わずにすぐ暖まれるのが強みです。
約2.6kgと軽く、部屋から部屋へ持ち運びやすいのも特徴です。
冬の停電や災害のときに、部屋の中で暖を取る道具として備えておく人も多いようです。
屋内で使うときも、換気をしながら、取扱説明書の範囲で使ってください。
冬キャンプの寒さ対策の基本
テントの中で燃焼式の暖房を使わない場合、寒さ対策の基本は「寝袋」「マット」「服装」です。
- 寝袋は、行くキャンプ場の最低気温に合った快適温度のものを選ぶ。
- 地面からの冷えは、マットやコットでしっかり防ぐ。
- 電源付きのサイトなら、電気毛布を使う人も多い。
- 寝る前に温かい飲み物を飲み、体を温めておく。
寝袋やマット、テントの選び方は、次の記事でまとめています。
よくある質問
Q. マイ暖はキャンプで使えますか?
A. 使えません。
イワタニはマイ暖を屋内専用としています。
キャンプで使うなら、屋内・屋外兼用のマル暖を選んでください。
Q. マル暖はテントの中で使えますか?
A. 使えません。
メーカーは、テントのような狭く閉じた空間での燃焼器具の使用をやめるよう呼びかけています。
屋外で使えるストーブでも、テントの中はNGです。
Q. 冬キャンプの暖房になりますか?
A. 気温が5℃くらいより低いと、火がつきにくくなったり火力が落ちたりすると言われています。
真冬の屋外では力不足になりやすいので、秋や春先の朝晩に使うのが向いています。
Q. マル暖でお湯は沸かせますか?
A. 天板にやかんを置いて沸かせます。
ただし、屋外や寒いときは、沸かない、または時間がかかる場合があるとされています。
Q. ガスは何本くらい必要ですか?
A. マル暖は1本で約1時間40分です。
朝晩に2〜3時間ずつ使うなら、1泊で3〜4本くらいを目安に、多めに用意しておくと安心です。
まとめ
マイ暖は屋内専用なので、キャンプでは使えません。
キャンプで使うなら、屋内・屋外兼用のマル暖が候補になります。
ただし、マル暖もテントの中では使えず、気温が低いと力が落ちます。
秋や春先の朝晩、テントの外で手元や足元を暖める道具として考えるのがよいと思います。
冬キャンプの寒さ対策は、寝袋やマット、服装でしっかり備えるのが基本です。
※価格・仕様は変わることがあります。
購入前に、メーカーの公式情報を確認してください。
この記事を書いた人
キャンプ歴約5年、通算20〜30回ほど妻と二人でキャンプを楽しんでいます。
実際に使っているギアと、まだ使ったことのない製品はリサーチに基づいて、正直に情報を発信するよう心がけています。
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